管理部門では、週に1度、担当している法人営業部隊150名から申請される精算伝票の確認作業を行っています。
全社的に利用している既存のワークフローシステムは、運賃と出発・目的地の入力欄が設けてあるだけなので、管理部門にて申請された運賃の経路があるか1件ずつ調べ、見つからないと申請者へ連絡し、修正後に再度確認する必要があり、非常に手間がかかっていました。
モバイル・ソリューション統括部
管理課 福嶌様
以前より精算部分のコスト削減のために、システム導入を検討していましたが、全社で導入している既存ワークフローとの運用コストが課題でした。
運賃を計算するだけの他交通費精算サービスとは違って、本サービスは、普段の営業活動の移動支援として有効に活用でき、かつ交通費登録も簡単に行うことができるため、管理部門の確認の手間を削減するだけでなく営業側の効果も期待できるとして導入にいたりました。
今までは150名分の交通費の確認を行うのに、週におよそ10時間、3名でトリプルチェックをしているため、月に合計120時間ほど時間を要していました。
導入後は、本サービス側で正しい経路と正しい金額が保証されているので、週の交通費合計金額が本サービス側とワークフロー側で一致しているかの一点を確認するだけになり、交通費の確認が月15時間ほどで完了するようになりました。
法人ソリューション営業部
担当課長 遠藤様
これまでは、訪問前に一度検索したにもかかわらず、精算時に再度検索して運賃を調べ、ワークフローへ1件ずつ入力していたため、大変面倒でした。
導入後は、本サービスを使って訪問前に経路を調べ、その経路をそのまま交通費登録するだけなので、精算の手間がかなり軽減しています。移動中に交通費登録できる点もよいと思います。
特に初めて行く場所などでトータルナビ機能を活用しています。弊社ではそれぞれ路線の違う最寄駅が3つあり、どの駅を選択するかで移動時間がかなり変わってしまうのですが、トータルナビで会社から訪問先までを検索すると、最適な交通手段が表示されるため、駅を自分で選ぶ必要なく大変便利です。
外出時には業務で利用しているスマートフォンを活用し、駅からのルートを確認できるため、印刷した地図を持ち歩く必要がありません。営業活動が楽になりました。
今後はスケジュール連携をさらに強化し、登録した全てのスケジュールの訪問先を最適に回るルートが検索できる機能など、
ナビタイムの経路検索技術だからこそできる機能が増えることを期待しています。