弊社では約300名の社員のうち、200名弱が毎月外出をしています。導入前は紙伝票を回して交通費精算していたため、月に2回の締め日のたびに、経理が膨大な申請経路を1件ずつ無料サイトなどを使って運賃確認をしており大変な手間がかかっていました。
また、紙伝票を承認する場合には、メンバー、課長、部長、局長、事業部長、役員、経理と押印完了までに時間がかかるほか、伝票の所在がわからなくなるなどの課題があり、システム化を検討していました。
導入前に実際の営業現場でトライアル利用を実施し、どういったところが利点となるのか、逆にどこが運用として課題になるのか把握を行いました。それを活かして、どのように手順を変更すれば最適な運用になるのかを事前に検討できたため、問題なく導入を進めることができました。
また、導入前にいろいろ問い合わせをさせていただきましたが、ナビタイムの担当者の対応が丁寧かつスピーディで、導入後の運用にも期待が持てました。
弊社では四半期に一回組織が変わるため、今までの運用だと、経理側の管理が大変でした。
本サービスでは自由にマスターの設定が変えられるため、組織編成が頻繁にある弊社のような場合でも運用の手間がかからず非常に助かっています。
導入後には承認ルートを見直し、申請者の次に経理確認を入れるフローに変更いたしました。紙運用をしていた時は、最後に経理が確認をし間違いを見つけると、また申請者からやり直しのため押印に時間がかかっていましたが、このフローに変えることで精算時間の短縮につながりました。
経費に限らず全社的にアナログ運用だったため、システム自体を導入することに抵抗感がある人が多く、導入当初はスムーズにいかないこともありました。
ただ、しばらく運用をしていくうちに、現場からの問い合わせの数も減り、システムを導入すると結局自分たちが楽になるのだと営業、経理ともに実感するようになりました。結果的にコスト削減にもつながり、管理部門発信でこういった取り組みができたことは非常に大きく、本サービスを導入して本当によかったと思っています。